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日置市の”輝いている人”を特集しています。どの方もとても魅力的です☆その他、風景とか、感じたこととか、もろもろ色々アップしてます。どうぞよろしくお願いします!


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温かい郷土の"こころ"、"味" 里ごころ代表 馬場園優子さん

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(伊集院在住)
馬場園優子(ばばぞのゆうこ)さん

 伊集院町は土橋校区竹之山、豆腐場を営む馬場園家に長女として生を受ける。小・中・高を地元で過ごし、高校卒業後両親に相談し社会勉強の一環として2年間を東京で過ごした。地元に戻ってからは農協に就職。22歳で結婚してからは主婦業に専念。男の子3人の子宝にも恵まれた。「お母さんには家に居てほしい」という子どもの声もあり、末っ子が小さいうちは家事や育児と並行して機織りの内職に励んで家の中から家系を支えた。その後郵便局や土木事務所で事務の仕事を経験し、平成14年に実家近くの食品加工センターに就職する。

 幼き日より祖母や母親が豆腐を作る姿を見て育った馬場園さん。小学校の高学年になる歳に豆腐づくりを手伝い始めたことを鮮明に覚えている。「(私も豆腐を作りたい・・・!)」。豆腐づくりの夢が実現したのは52歳のときであった。その後5年間加工センターで豆腐づくりの腕を磨き、平成19年に独立し『里ごころ』を立ち上げる。

 しっとりとした舌触りでまるで卵を使用しているかのような濃厚な味わいのおぼろ豆腐『こころ豆腐』や、しっかりと大豆の味がする『里どうふ』をはじめとし、お弁当や惣菜にふくれ菓子のような伝統のお菓子、年末には天然の自然薯と自家製のソバを使用した里ごころ特製そばなどたくさんの加工品を作り出している。商品は日置市の道の駅などを中心に販売されており、日置市を代表する加工食品としてたくさんの人に愛されている。昭和25年4月5日生まれ61歳。(2011年10月現在)



―「今どんなことをされているんですか?」
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里ごころ 代表

里ごころという名前は昔懐かしい故郷を思い出すような優しい味にしたいと思いつけました。
従業員3名と主人、息子、妹の7人で豆腐を作っています。



―「今後叶えていきたい夢を教えてください」

現在作っている加工品は日持ちをするものがそうないので、真空パックにできるものや冷凍できるようにして、長持ちするものを作って、もっともっとたくさんの方に里心の味を知ってもらいたいと思っています。



―「PRをどうぞ」

口コミで広がっています。お客様から「一度口にしたのだが」ということで「この豆腐はどこで買うことができるのか?」とお電話を頂くことが多くあります。里ごころで作っている豆腐やお弁当などはチェスト館、ゆすいん、ドーム館など伊集院の道の駅と、日吉町の日吉ふるさと館毘沙門グリーンひおきでも販売をしています。
不思議なもので豆腐は真心を込めて作らないときれいな形にならないんです。
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愛情を込めて一つひとつ人の手で作っています。
是非里心のとうふをご賞味下さい。



―「この地域のことを教えてください(ex.産業、歴史、人など)」

(写真:"真心"こころ豆腐)
「災害の少ない土地」―
子どもの頃からここで生活してきていますが、私が生活してきた中ではこれまで災害という災害には遭っていません。大雨や台風による崖崩れもないですし、多少灰が降るにしても噴火の影響もそうはありません。(伊集院町の)土橋は地形的に良いところなのかもしれません。

「田舎ですが」―
土橋は鹿児島市にすぐにいける距離にありますが、住居費が安く、水がおいしいです。「仕事は鹿児島市、生活は田舎で」という方にとってもとても魅力だと思います。



―「地域に残る独自の風習ってありますか?」

「近所付き合いの残る場所」―
私自信もそうですが、隣近所に声をかけたりするのが好きな人が多いのだと思います。
「たくさんもらったから」「いなかったから置いといたよ」と野菜を持ってきてくれたり、外出するときには声をかけたり、温かみのある付き合いがあるのではないでしょうか。



―「この地域の暮らしやすさ、暮らしにくさ」

車ですね。車がないと買い物や病院などにいくのは難しいと思います。
今はデイケアなどありますから、どこへも行くことができないというわけではありませんが、自分が運転する車があればよりよいでしょう。
すぐ近くに高速道路も整備されていますし、国道も近いので交通の便は良いのではないかと感じます。高速道路を使用しなくても鹿児島中央駅へは20分ほどで行くことができますよ。



―「『今後伊集院町で活動していきたい』『移住したい』とお考えの方々へ向けてアドバイスなど、メッセージをお願いします」

「学校について」―
これまでは学区制があったことで鹿児島市への高校進学が厳しかったのですが、現在はその学区制もなくなりました。伊集院町には3つの中学校がありますし、今後高校に進学する子どもさんをつれた方にはとても良いのではないでしょうか。

「起業をお考えの方へ」―
私は子どもが小さいときは子育てがありましたのでなかなか働きに出ることができませんでした。今こうして実家で仕事をするようになって感じることですが、仕事をしながら何かあったときやふとしたときに家庭の仕事に戻れるというのは、子育てをする女性にとっては非常に魅力的なことだと感じます。どんなに近くてもお勤めに出ていればそのようなことは難しいと思います。もしなにか持っていらっしゃるのであれば起業を御考えになってみてはどうでしょうか。

―店舗情報―
『里ごころ』
鹿児島県日置市伊集院町竹之山773-3
TEL 099-273-9475

by hioki-4cite | 2011-10-04 10:04 | あなたはひおきの宝!

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